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患者・家族対象 - エッセイ・雑誌・機関紙、他
 患者さんのための糖尿病読本3 患者会で学ぶ実践的な知恵

編著:加藤光敏、加藤則子

 東京・葛飾にある加藤内科クリニックの患者会「葛飾高砂会」が行っている糖尿病勉強会の報告をまとめた記録集。勉強会は毎年10回開かれており、現在までに2冊の記録集を発行、本号は第3集にあたる。A4サイズで250ページに及び、一つの医療機関が単独で発行する書籍としては異例とも言えるほど充実している。またその内容は知識の押しつけではなく、日々臨床の最前線で患者さんとともに工夫を重ねている成果が色濃く表れている。例えば目次(勉強会のテーマ)を見ても、「ヨーロッパ糖尿病学会報告」「糖尿病と安全な温泉療法」「ウエストサイズ測定部位の検討」「AED、蘇生実習体験」「昼食会と手作りクッキー」「SARSについて」「雑穀米、血糖を下げるお茶について」など、療養生活に即役立つ具体的な事柄や時事的な最新ニュースまで、幅広い情報が取り上げられている。他の成書では読むことのできない記事も多く、オリジナリティーに溢れ、かつ実際的。大きな活字で印刷されていて、読みやすいのも特徴。以下は、多摩みなみクリニックの宮川高一氏(日本糖尿病学会評議員・専門医・指導医)による本書の推薦文。「加藤先生は私の敬愛する糖尿病専門医です。下町で『患者さんの背丈』を考えた糖尿病診療を行っています。一方、専門医として国際学会にも毎年発表するなど、『実践は地域で、心は世界に』を名実ともに行動で示している先生です。これは患者会での講話をもとにした『かゆいところに手が届く』わかりやすい『糖尿病読本』です。多くの患者さんに『糖尿病の真の姿』を伝えるこの『読本』は実践的でどのような糖尿病専門書にも劣らないと思います。多くの患者さんのみでなく、医療スタッフにも推薦いたします」。
●A4・254ページ \2,300 (頒価\1,700+郵送料\500+梱包料\100) 2007年発行 加藤内科クリニック(03-5668-2161)
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※注文は、あづま堂印刷(株)へ、ファックス (03-3613-4598) またはメールjde00404@nifty.comにて。振込用紙を同封し発送します(書店では取り寄せできません)


 ハーゲドン 情熱の生涯 理想のインスリンを求めて

著:トルステン・デッカート 訳:大森安惠、成田あゆみ

 今日、中間型インスリン「NPH (Neutral Protamine Hagedorn) 製剤」という呼称や、日本糖尿病学会から優れた研究に対して授与される「ハーゲドン賞」としてその名が冠され、ノルディスク研究所やステノメモリアル病院の創立者としても知られるデンマークの医師、ハーゲドン (Hagedorn) の生涯。インスリンの発見とともに始まった、死に瀕していた患者の救命治療、そして、より多くの患者へ精製度の高いインスリンを届けるための研究開発へと発展していく糖尿病治療黎明期からの歴史を、二度の大戦を含む波乱の続いた時代背景とともに描き出した大作。カナダのトロント大学から得た北欧でのインスリン生産許可という道義的な借りに対して、長い年月の後、ノルディスク研究所が開発し世界中の患者から求められたプロタミンインスリンの特許権をカナダにおいて譲与するかたちで返済したり、ステノメモリアル病院での人道的で先進的な医療の取り組み、より簡便で正確な血糖測定法の開発、ナチス占領下での友人の援助、インスリン安定供給をめざし鯨インスリン開発の可能性を調査するための南極海航海など、ハーゲドンの人間としてのスケールの大きさと、医師としての高い理想と実力、倫理観、実行力を彷彿とさせるエピソードが豊富に語られている。また、自身が糖尿病の専門医として世界的に知られる著者デッカートの精密な調査により、記載内容のすべては巻末に出典が掲載されており、伝記の範疇にとどまらず高い史料的価値もある一冊となっている。本書を読むことで、100kgを超える体躯で周囲の人を魅了し、ときに圧倒的な存在感を感じさせたと言われるハーゲドンの熱い理想に触れ、かつ、現在の糖尿病治療の基礎が築かれるまでの歴史を理解することができる。糖尿病医療の関係者やインスリン療法をされている方にお勧めしたい。
●A5・454ページ 本体\3,900+税 2007年発行 時空出版(03-3812-5313)
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 シュガーな俺

平山瑞穂

 ホームページのアットニフティで連載され注目された作品を単行本化したもの。著者の実体験に基づく自伝風小説。主人公は33歳のサラリーマン。異常な喉の渇き、激やせ、倦怠感のため受診し、糖尿病を宣告される。職場の同僚や教育入院時に出会ったほかの患者さんなど周囲の人々との関係を通じて、糖尿病を受け入れ自分なりのコントロール法を確立する過程や、夫婦間の不和とその修復などの実生活をリアルに描き出している。話の展開から主人公は緩徐進行型1型糖尿病と思われ、1型と2型の差異や、2型として患者指導を受けることが1型の治療にも役立つといった、一般の家庭医学書ではあまり取り上げられない糖尿病治療の細部もしっかりと描写。医学的な内容の著述には、日本赤十字医療センター糖尿病・内分泌科部長の日吉徹氏が協力している。著者は、2004年に「ラス・マンチャス通信」で第16回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー、2006年には「忘れないと誓ったぼくがいた」を上梓。ブログ「平山瑞穂の黒いシミ通信」を公開している。
以下は「シュガーな俺」の目次。宣告/最後の晩餐 /決意/入院/血を絞り出す/充実生活/責任転嫁男登場/見舞う人々/教育入院開始/退院/担当替え/軌轢/暗転/不本意な再会/発覚/第二の宣告/天国と地獄/タフな患者/甘い生活。
●四六・240ページ 本体\1,400+税 2006年発行 世界文化社(03-3262-5115)
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 私の糖尿病生活

編者:甲斐之泰(宮城中央病院院長)、柿崎正榮(東北厚生年金病院代謝・糖尿病センター主任部長)
監修:後藤由夫(東北大学名誉教授)

 糖尿病と向き合う24人の体験談を主治医のコメントを添えて紹介する。書店には数多くの糖尿病関連書籍があるが、多くは医学書を薄くしただけ、または表現をやさくしく変えて見ばえを整えただけで、患者さんが聞きたいことに対してストレートな答えや示唆を与えてくれる本は少ない。そんな中、本書は、長年糖尿病とともに生きてきた多数の患者さんが、文字通り患者さんの視線で執筆し、治療について、あるいは糖尿病によって生じた生活上・人生上の問題について、ご自信の言葉で綴るという類書のないものに仕上がっている。また、それぞれの患者さんの主治医が、医学的立場からのコメントとして、現在までの治療の反省点や、今後に向けて改善可能なことのアドバイスを追加しているため、単に体験談集にとどまらずに、24例のケーススタディーとも言え、糖尿病と診断されたばかり患者さんやそのご家族が、今、抱えている不安を解消するために役立つ。
以下、目次より。糖尿病は理解から/私の糖尿病はこうして始まった/名医のひと言で絶望の渕から立ち直った/若い人を守ろう/こわい合併症/食事をめぐって/体を動かそう、歩こう/インスリン療法をめぐって/友の会で励まし合う喜び。
●四六・223ページ 本体\1,143+税 2006年発行 発行/笹氣出版(022-288-5555)
 出版社ホームページ→トップ 発売/日本エディターズ (03-5261-2349)




 糖尿病のみなさん、360kcalのフルコースを召し上がれ。

田中範正(「知食の会」代表)

 自身が糖尿病で、壊疽による下肢切断の宣告や失明の危機を乗り越えるなど、治療を続けながら「知食の会」を主宰し、おもにホテルを舞台にシェフとともに、360kcal、塩分 2.2g のフレンチ フルコースを開発したきた著者による糖尿病闘病記。希望を捨てない、前向きな明るさが特徴的。マスコミでも話題になった、かけそば1杯、あるいはショートケーキ1個と同じ 360kcal の本格的フレンチを開発するまでの秘話も収載。
以下、目次より。序章 知食の誕生/糖尿病に美食を!、なぜ 360kcal なのか、知食メニューを創作したフレンチ・シェフ、エネルギーダウンの調理法 第1章 右下肢切断宣告/痛恨の極み、告知、疑念と怒り、指一歩ずつからお願いします 第2章 壊疽と格闘/枯れた神経、痛感、痛くないから恐ろしい、痛いのがうらやましい 第3章 入院/落とし穴、飢餓の苦しみ、隠れ食い、入院患者語録、整形外科病棟 第4章 糖尿病以前の生活習慣/芋洗坂の独身会会長、体重の激減、たばことアルコール、健康食品、食いと悔い 第5章 糖尿病の専務さん/病院に行ったことがない人、糖尿病のうわさ 第6章 眼が見えない/再入院、手術の決断、人工網膜への希望を託したい、鼻歌 第7章 地獄の1丁目/合併症の進行、「あなたは2回死んでいる」、妻を大切に、糖尿病とお金、ある有名人のニュース 第8章 糖尿病の日常生活/青雲の志、春の声、退院も束の間、ゴムのない靴下、不如意な尿意 第9章 健康食+美食=知食/糖尿病でも美食できる!、知食のすすめ 付録/外食カロリー目安 など。
●B6・224ページ 本体\1,300+税 2005年発行 主婦と生活社(03-3563-5121)
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