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妊娠糖尿病後の体重増加は糖尿病リスクを高める[HealthDay]
2015年03月26日
カテゴリー:ヘルスデー 

 妊娠前から肥満していて妊娠中に妊娠糖尿病(GDM)を発症し、さらに産後体重が5キロ以上増えた女性では長期的に2型糖尿病を発症するリスクが40倍以上高まることが、米国立小児保健発達研究所(NICHD)のCuilin Zhang 氏らの研究から明らかになった。

 GDMは妊娠中に初めて発症し、通常は出産後に消失する病態だ。GDMの既往のある女性は後年2型糖尿病を発症するリスクが高いことが知られ、2型糖尿病の女性患者の3分の1はGDMの既往者であるという報告もある。GDMと2型糖尿病のいずれも、過剰体重が発症の危険因子となる。

 「Diabetologia」オンライン版に3月18日号に掲載された論文によると、Zhang 氏らは研究で、糖尿病・女性健康研究の参加者で1991〜2001年にGDMを発症した約1,700例のデータを18年以上追跡し、分析を行った。

 追跡期間中に259例が2型糖尿病を発症していた。2型糖尿病の発症リスクは、妊娠前の体重に関わらず、GDM後の体重5キロ増加ごとに27%増大した。

 GDM発症時に肥満していた女性が出産後に5キロ以上体重が増えた場合、妊娠前に肥満でなく産後の体重増加も5キロ未満にとどまっている女性に比べて、2型糖尿病発症リスクは43倍になっていた。年齢、糖尿病の家族歴、運動、母乳哺育、妊娠からの期間などの因子を調整してもこの関連は認められた。

 Zhang 氏らはこの結果について、「妊娠前および妊娠後に健康的な体重を維持する重要性を示している」としている。

 米レノックスヒル病院(ニューヨーク市)のMitchell Roslin氏によると、2型糖尿病は突然起こるものではなく、長い年月をかけて発症していく病態だという。「女性にとって、妊娠糖尿病の発症とはすでに糖尿病への道に入ったという知らせだ。たとえわずかな体重増加も深刻であることを意味する」と同氏。

 Roslin氏によると、GDM後に糖尿病発症を発症する患者にもっとも一般的にみられるケースは、複数回の妊娠の前後に体重が増加する“悪循環”だ。このパターンへの唯一の対抗策は減量と運動だという。

 また、米クリーブランドクリニックのKaren Cooper氏は、妊娠中および妊娠後の体重増加は「妊娠中は体重に関係なくいくらでも食べてよい」という誤解に一部基づいていると指摘。「多くの女性は、増えた体重は産後すぐに元に戻るという迷信を信じている」と述べている。

http://consumer.healthday.com/diabetes-information-10/misc-diabetes-news-181/weight-gain-after-gestational-diabetes-ups-odds-of-type-2-diabetes-697559.html

[2015年3月18日/HealthDayNews] Copyright© 2015 HealthDay. All rights reserved.

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[ Terahata ]
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