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貧困層は糖尿病による下肢切断率が10倍 [HealthDay]
2014年08月22日
カテゴリー:ヘルスデー  

 貧困層の糖尿病患者は、糖尿病合併症によって下肢切断に至るリスクが裕福な患者より高いことが、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)David Geffen医学部のCarl Steven臨床教授らの研究から明らかになった。「Health Affairs」8月号に掲載された報告によると、低所得地域に住む糖尿病患者のつま先、足、下腿切断率は裕福な患者の最大10倍となっていた。

 Steven氏はこの結果について、「何百万人ものカリフォルニア州民が糖尿病管理不良のために下肢切断に至っている。足を失うかどうかという問題に、住む地域が直接関与している。下肢切断の大半は早期診断と適切な加療によって予防可能だ。この知見が行政や政策立案者への刺激となって、低所得者向けのプログラムが拡大され、治療を受けやすくなるよう期待する」と述べている。

 管理不良の糖尿病では免疫系が弱まったり、神経障害を合併したりしやすい。そのために患者は末端の小さな傷に気付かず、生命に関わる感染症へと急速に進行しやすくなる。Harbor-UCLA 医療センターで30年間救急医を兼任するSteven氏によると、下肢切断に至る人の多くは一家の大黒柱であったり、幼い子どもがいたりと、人生の先が長い患者だという。

 本研究では、米国勢調査局データから得た世帯収入の情報と、糖尿病のため下肢切断手術を受けた患者を追跡した州立病院データを郵便番号で分析。それらの情報を、低所得地域に住む45歳以上の糖尿病患者数を推定したUCLAの調査データと相互参照した。

 カリフォルニア州では、2009年だけで患者6,800人、およそ8,000件の下肢の切断手術が実施された。患者のうち約1,000人で複数の下肢切断が行われていた。

 研究共著者で同大健康政策研究センター健康経済学部長のDylan Roby氏によると、分析の結果、「コンプトンやイースト・ロサンゼルスといったカリフォルニア州の最低所得地域における下肢切断率は、ビバリーヒルズやマリブといった最高所得地域に比べ10倍も高い」ことが分かった。

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[ Terahata ]
カテゴリー :ヘルスデー    

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