アンナさんを救う会

ウズベキスタンの1型糖尿病患者さん、アンナさんの支援活動をしています。   アンナさんを救う会について
2006年11月
「ノボ ノルディスク 糖尿病エッセイ大賞」受賞

 今夏にノボノルディスクファーマ社で募集していたエッセイ大賞に応募したところ、私が書いたエッセイが優秀賞を受賞することができました。11月16日、「糖尿病エッセイ大賞表彰式」に参加してきました。

 テーマは「糖尿病で変えてきたこと、変えていきたいこと」。私が書いた内容は、「アンナさんを救う会」での活動についてです。

 受賞者は最優秀賞1名、優秀賞10名で、参加したのは、最優秀賞の春口さんと、優秀賞4名の計5名。
 たくさんの人たちの前で、立派な表彰状を頂いてきました。

 皆さんそれぞれの作品が素晴らしく、また皆が糖尿病に対して前向きな一方、それまでの苦労などを乗り越えてきたことを2000字という制限の中でうまくまとめており、その課題であった「糖尿病」を抱える当事者としては、感無量と思われるものもありました。

 私の書いたエッセイのタイトルは「糖尿病になってからの私」ですが、糖尿病になったことによって、それまで知らなかった世界に目を向けることとなり、また同じ「糖尿病」という共通点から知り合った異国の友人を助けることができた、という内容です。

 今まで「アンナさんを救う会」の活動については、賛否両論がありました。
 もっと恵まれない国の人、もっと大変な病気の人もいる。なのに、何でアンナだけを救うわけ? というような批判が多々ありました。
 しかし、私の考えは

「一人の人も救えないのに、その他を救えるわけがない」
というものでしたので、まずは偶然知り合ったこの大事な友人を助けることから始めたいという気持ちでした。


ご一緒に受賞した方々とともに
 その活動が今回の受賞により、このような形で認めてもらえたこと、そして少しでも多くの方に知ってもらうチャンスを得たと感じております。

 審査員の方が、この私のエッセイについて、良い批評を下さっています。とてもありがたく、嬉しく思いました。

 そして、これからもずっとずっと、この活動を続けていこう! いかなくては! という気持ちになりました。

 受賞作品は、エッセイ集となって、11月14日より病院等で配布されていますが、ノボノルディスクファーマ社のホームページでも見ることができます。
 他の方の作品もとても素晴らしいものですので、是非ご一読下さい。

ノボ ノルディスク 糖尿病エッセイ大賞 (ノボ ノルディスク ファーマ(株)のサイトへ)

  「アンナさんを救う会」について
私たちはアンナさんの日本での治療のためにかかる費用の募金をつのっています。ウズベキスタンのアンナさんを助けてください。
  「アンナさんを救う会」
賛同人
高山俊吉(弁護士)
本尾 良(非核・みらいをともに)
岩井健作(牧師)
大島静子(女性の人権 カマラード)
山田 真(小児科医・八王子中央診療所理事長)
村山盛忠(牧師)
藤田 進(東京外語大学教授)
下津浦未博(渋川中央病院医師)
清水直子(蕨市議会議員)
練木繁夫(アメリカ合衆国インディアナ大学教授)
共同代表
原田千裕・星山京子
問合先
東京都新宿区西早稲田2-3-18
キリスト教事業所連帯合同労組気付
電話/ファックス 03-3207-1273
E-mail

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