糖尿病「ねほり はほり」

 このコーナーでは、糖尿病学の研究者として、また糖尿病の臨床家として長年にわたりご活躍を 続けてこられた金澤康徳先生に、糖尿病に関するさまざまな話題について日頃感じていることを 語っていただきます。糖尿病医療に携わる医療関係者に一味違った糖尿病情報としてお役立ていただく ことを期待しています。

 糖尿病の治療は、1人ひとりの患者さんの生活習慣から性格まで幅広い視点からみて、 それこそ「ねほり、はほり」聞き出すことから始まります。患者さんの視点からも、医師の言葉 や指導の奥にある意味を理解することは、日常の自己管理に役立てられる貴重な示唆となります。

もくじ

  1. 初診は「ねほり はほり」
  2. 再診以降のフォローアップ
  3. 高血圧は積極的に治療する
  4. 早期糖尿病の進展抑制に関する
    無作為比較臨床試験(JEDIS試験)(1)
  5. 早期糖尿病の進展抑制に関する
    無作為比較臨床試験(JEDIS試験)(2)
  6. 糖尿病腎症からの透析導入は半減できる
  7. 腎臓専門医との連携とCKDステージ 

プロフィール

金澤 康徳
Kanazawa Yasunori
自治医科大学名誉教授
女子栄養大学大学院客員教授

1961年 東京大学医学部医学科 卒業
東京大学医学部附属病院、第3内科勤務
東京大学医学部講師
自治医科大学教授
自治医科大学附属大宮医療センター長 現在に至る

主な所属

(公財)日本糖尿病財団理事長、日本肥満学会評議員、(社)日本移植学会評議員、(NPO)日本糖尿病情報学会理事長

金澤 康徳先生は、2018年10月にご逝去されました(享年83歳)。
ここに謹んで、ご冥福をお祈り申し上げます。

2013年掲載

2011年掲載

2010年掲載

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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