「日本糖尿病・妊娠学会」糖代謝異常妊娠全国調査委員会の
データ管理・利用規約
データ利用にあたって
- 我が国の糖代謝異常女性の妊娠に関するデータベースを共有、利用することにより、我が国の糖代謝異常妊娠の実態を知り、今後のよりよい管理などに資する目的でご利用ください。
- 本データのご利用にあたっては、当会学会員であることを要します。
- データ利用を希望される方は、以下の「日本糖尿病・妊娠学会 糖代謝異常妊娠全国調査委員会のデータ管理・利用規約」をご覧いただき、データ利用申請書へご記入の上、本学会事務局へ郵送してください。
日本糖尿病・妊娠学会 糖代謝異常妊娠全国調査委員会のデータ管理・利用規約
(目的)
第1条
本規約は、日本糖尿病・妊娠学会においてわが国における糖代謝異常合併妊娠の現状を把握するために糖代謝異常妊娠全国調査委員会を設置することを目的とする。
また本委員会は定期的に全国規模の調査を行い、そのデータ管理・利用ならびに公表に関する規準を定めることを目的とする。
(本調査委員会)
第2条
本調査委員会に委員長をおき、事務局は本学会事務局におく。委員長は定期的に全国調査およびデータ管理業務を統括する。
(データの管理)
第3条
前条に規定するデータを管理するために本調査委員会内にデータ管理委員会をおく(付記参照)。データはデータベース化して管理委員会事務局に厳重に保管する(鍵のかかる部屋の中のカギのかかるロッカーに保管する)。
(データ管理者)
第4条
データ管理委員会には委員長をおき、データ管理責任者としての任にあたる。データ管理委員会委員の中からデータ管理責任者の補佐をおくことができる。
(データの種類)
第5条
この規約の対象とするデータは、専門的統計処理を行うためのデータであって、匿名化されたものとする。糖代謝異常妊娠全国調査に関する医学的データ(糖代謝に関する臨床成績および母児の周産期事象など)が含まれる。
(データの利用)
第6条
データの利用申請は本調査実施協力施設に属する者、かつ本学会員に限る。
そして1)糖代謝異常妊娠全国調査委員会、2)調査実施病院責任医師、が対象となり、優先順位は1)、2)とする。
(データ利用の申請と成果の報告)
第7条
データ利用を希望する者は、所定の申請用紙を用いて糖代謝異常妊娠調査委員会に申請する。
- 申請用紙にはデータ利用責任者、データ利用の目的、解析内容と方法、データの発表と論文化などの予定を明記する。
- データの利用申請については、学会事務局で受け付けた後、糖代謝異常妊娠全国調査データ管理委員会で審議する。
- 糖代謝異常妊娠全国調査委員会は、申請内容を総合的に審議し、データ利用の可否を決定する。
- 本データを用いて論文や学会・研究会において発表した場合、論文作成した場合はその成果を調査委員会に報告する。
(データの解析と報告)
第8条
糖代謝異常妊娠全国調データ管理委員会は、糖代謝異常妊娠全国調査データの基本的情報を解析し、その結果を定期的に公表する。また利用したデータの解析結果を論文化する場合は、論文中に日本糖尿病・妊娠学会が保有する糖代謝異常妊娠全国調査のデータベースを利用したことを明記する。著者については、データ利用責任者が、調査委員会と検討の上で決定する。なお本調査員会の英語名はJapan Diabetes and Pregnancy Study Group (JDPSG)と称する。
(付 則)
本規約は平成19年度の本学会理事会を通じ、評議委員会、総会を経て施行する。
- データ管理委員会は、糖代謝異常妊娠全国調査委員会のメンバーで構成される。
- データ管理委員会事務局は、当面愛媛大学医学部産科婦人科におく。
- 住所:〒791-0295 愛媛県東温市志津川
「日本糖尿病・妊娠学会」糖代謝異常妊娠全国調査委員会のメンバー
内科:佐中 真由実(代表)、赤澤 昭一、穴澤 園子、和栗 雅子
産科:豊田 長康(代表)、鮫島 浩、平松 祐司、杉山 隆
2016年05月 更新