「インスリンポンプ療法」は、専用の携帯型インスリン注入ポンプを用いて、インスリンを皮下に持続的に注入する治療法です。欧米に比べて日本ではまだあまり普及していないのは、国の制度や医療機関の体制、ポンプ療法の周知不足などの問題もありますが、患者さんの医療費負担の重みが障害となっていることもあると言われています。
  そこで今回は、ポンプ適応例の多い1型糖尿病患者さん、医療スタッフ、インスリンポンプ取扱い医療機関・医師の3者を対象に、インスリンポンプ療法と医療費に関するお考えをお伺いいたしました。

Q1.インスリン治療の選択肢の1つとして「インスリンポンプ療法」を、患者さんへ説明されていますか?
Q2. 「インスリンポンプ療法」は、どのような患者さんに適応するとお考えですか?
Q3. 適応する患者さんのうち、機器操作・管理が難しい方は、どれ位?
Q4. インスリンポンプの導入がうまくいかない患者さんは、どのような理由が多い?
Q5. インスリンポンプ機器の操作や管理方法を主に指導・説明しているのはどなたですか?
Q6. インスリンポンプ導入から、患者さんが慣れるまでにかかる平均日数は?
Q7. インスリンポンプの導入で、血糖コントロールは改善されていますか?
Q8. インスリンポンプの普及率が低い理由は?
Q9. 「インスリンポンプ療法」の保険制度についてのお考え
Q10. 「小児慢性特定疾患治療研究事業」の制度は活用されていますか?
Q11. 1型糖尿病の患者さんが医療費の補助を受けられないことについて、どのようにお考えですか?
Q12. 頻回注射療法の患者さんの平均来院頻度は年間何回ですか?
Q13. インスリンポンプ療法の患者さんの、平均来院頻度は年間何回ですか?
Q14. 「インスリンポンプ療法」を行う患者さんの来院頻度はどの程度が妥当?
Q15. インスリンポンプ療法について、今後の普及に対するご意見など(自由記述)

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インスリンポンプ情報ファイル

アンケート対象者:糖尿病ネットワークのメールマガジン登録者(1型糖尿病患者さん・医療スタッフ)/インスリンポンプ取扱い医療機関・医師
アンケート回答方法:インターネット
アンケート実施期間:平成23年3月25日〜4月11日(18日間)
有効回答数:1型糖尿病患者さん210名/医療スタッフ76名/インスリンポンプ取扱い医療機関・医師20名

回答者の属性<1型糖尿病患者さん>
●年 齢
●性 別
●病 態
●糖尿病歴
●糖尿病の治療内容
●通院している医療機関
●最近の血糖コントロールの状態
●インスリン療法歴
●インスリンポンプ療法歴
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回答者の属性<医療スタッフ>
●年 齢
●性 別
●職 種
●勤務先
●勤務・ご担当されている診療科
糖尿病の年間受診者数
●インスリン療法を行っている患者さん
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回答者の属性<インスリンポンプ取扱い医療機関・医師>
●年 齢
●職 種
●糖尿病の年間受診者数
●インスリン療法を行っている年間患者数
●インスリンポンプ療法の年間患者数
●インスリンポンプ導入歴
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