糖をはかる日
ご自分の血糖値、
知っていますか?
普段から、血糖値の高い状態が続いていないか確認しておくことが、糖尿病の発症や重症化予防には重要です。ここでは、血糖測定に関する豆知識をご紹介します
防ごう、備えよう!
低血糖
糖尿病は血糖値が下がるよう治療しますが、血糖値は下がりすぎても体に悪影響を与えます。ここでは、低血糖について再確認しておきたい点をご紹介します
血糖値アップ・ダウン
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10月8日は、糖をはかる日

「糖をはかる日」について

糖尿病治療研究会は、2021年6月解散致しました。

糖尿病治療研究会代表幹事 森  豊
糖尿病治療研究会代表幹事
森  豊

 「糖をはかる日」ホームページにご来訪いただきまして、誠にありがとうございます。

 国の統計では、近年、糖尿病患者さんとその予備群の方を合計すると2,000万人を超えると言われています。しかし、ヘモグロビン A1c値が6.5% 以上、または、医療機関や健診で「糖尿病」と言われた経験がある方のうち、「約3人に1人以上」が現在、未治療の状態と言われています。

 糖尿病は、初期の段階では症状があまり出ません。のどの渇き、多飲・多尿、体重減少、疲れやすいといった症状に気付いたときには、すでに病気はある程度進行しており、この状態でさらに放置しておくと、糖尿病網膜症や糖尿病腎症、糖尿病神経障害といった細小血管障害や、脳梗塞、心筋梗塞、動脈硬化等の大血管障害と言われる合併症も発症するようになります。

 早期であれば多くの場合で、生活習慣の見直しや食事療法、運動療法を中心に血糖値の改善を目指すことができますが、糖尿病が進行すると、生活の質(QOL)を大きく下げる合併症の予防や治療の重要性が増し、薬物療法が欠かせなくなります。糖尿病患者さんの早期発見と、早期からの適切な治療の開始・継続は、いま国民全体の健康における喫緊の課題と言えるでしょう。

 糖尿病は慢性的に高血糖の状態が続くことで体の様々な器官に不調をもたらす病ですので、まずは日頃から様々な事象により影響を受ける「血糖」に関心を持ち、自らの「血糖値」を把握しておくことが重要です。昨今、糖尿病予防を意識して糖質量等に注目した製品が増加しており、「血糖」「血糖値」という言葉を巷で目にする機会は増えましたが、社会全体でその健康との関わりや本来の意義がきちんと共有できているかというと、甚だ疑問であると言わざるを得ません。

 そこで、糖尿病治療研究会は、血糖自己測定(SMBG)が提言されてから40年、またその健康保険適用から30年という節目の年に当たる2016年、10月8日を『糖をはかる日』と定め、「血糖」に関する啓発活動を開始いたしました。

 「10月8日は、糖をはかる日」をきっかけとして、糖尿病患者さんに限らず、今ご自分は健康だと考えている多くの方々にも「血糖の変化と健康とのかかわり」をもう一度考えていただくために、今後も血糖の変化に関する正しい知識を発信し、その認知向上・啓発に取り組んでいく所存です。また、医療・保健指導関係者の方々にも今一度、血糖値の重要性とその意味するところについて認識を深める機会にしていただくために、関係諸機関と連携しながら今年度はさらに活動の幅を拡げて参ります。これからも、一層のご支援・ご協力をお願い申し上げます。

2017年7月

「糖をはかる日」について(2016年9月) ▶

10月8日は、糖をはかる日—血糖を知る、はかる、コントロールする。—

『10月8日は、糖をはかる日』について
『10月8日は、糖をはかる日』は、2016年糖尿病治療研究会により制定されました。2021年6月糖尿病治療研究会の解散により、一般社団法人日本生活習慣病予防協会が『10月8日は、糖をはかる日』を継承することになりました。
<糖尿病治療研究会40年の歩み>


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