糖をはかる日
ご自分の血糖値、
知っていますか?
普段から、血糖値の高い状態が続いていないか確認しておくことが、糖尿病の発症や重症化予防には重要です。ここでは、血糖測定に関する豆知識をご紹介します
防ごう、備えよう!
低血糖
糖尿病は血糖値が下がるよう治療しますが、血糖値は下がりすぎても体に悪影響を与えます。ここでは、低血糖について再確認しておきたい点をご紹介します
血糖値アップ・ダウン
作品投稿コンテスト
血糖値にまつわる作品募集コンテストのご紹介です。
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無料で使える「糖をはかる日」のツールです。職場の啓発活動や患者さんの指導にご活用ください。

血糖について学ぼう

血糖のはたらきを知り、健康づくりに役立てよう

一般の方向け

“血糖”は体のエネルギー源

 “血糖”とは、血液中に含まれるブドウ糖のことで、血液によって全身に運ばれ、体を構成する細胞のエネルギー源として重要な役割を果たしています。血液中の糖の濃度を“血糖値”と呼び、1dl(1デシリットル:100cc)の血液中に何mgのブドウ糖が含まれるかを表しています。

 血糖値は、主に食事をしてブドウ糖が吸収されることで上昇し、エネルギー源として利用されることにより低下します。このとき、インスリンというホルモンが重要な働きをします。

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血糖値をコントロールする“インスリン”

 インスリンは、すい臓から分泌されるホルモンの1種で、血液中のブドウ糖を細胞の中に取り込む働きをしています。
 このインスリンの働きが弱くなると、血糖が上昇し、強すぎると、血糖が下がりすぎ低血糖といわれる状態が起きます。

 血糖値は、食事の量や運動によっても上下しますが、健康な人はこのインスリンがうまく働くことで、一定の範囲内に収まっています。


健康な人の血糖値:100mg/dl未満
健康な人のHbA1c:5.5%以下
(健診結果などがありましたら、ご自分の値を一度確認してみましょう)

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“血糖”が高いとなぜ悪いか

 血糖値は、一日のうちでも常に変化しています。食事の後には上昇し、運動をすればその分下がる傾向にありますが、健康な人はインスリンの働きで通常一定の範囲内に収まっています。

 しかしながら、食べすぎや運動不足といった不健康な生活習慣を長らく続けていると、血糖値の高い状態が持続することになり、さらには糖尿病の原因となります。
糖尿病は、長い間に神経障害や腎臓・目をはじめとした体の様々な部分に合併症をおこし、その結果、不自由な生活を強いられることになります。

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 また、血糖値の高い状態が続くと、動脈硬化が進行し、脳梗塞や心筋梗塞といった事態の生じる可能性が高くなります。

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 このようなことから、常に血糖値を意識し、血糖を上げすぎないような生活習慣を身に着ける必要があります。

血糖値を上げないための生活スタイル

 血糖値を上げすぎないためには、日頃から食事と運動に配慮した生活習慣が大切です。
 食べすぎや飲みすぎ、運動不足などは血糖値を上げる大きな原因です。

10月8日は、糖をはかる日—血糖を知る、はかる、コントロールする。—

『10月8日は、糖をはかる日』について
『10月8日は、糖をはかる日』は、2016年糖尿病治療研究会により制定されました。2021年6月糖尿病治療研究会の解散により、一般社団法人日本生活習慣病予防協会が『10月8日は、糖をはかる日』を継承することになりました。
<糖尿病治療研究会40年の歩み>


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